学長の考え方に近い歯科です。 予防がメインとして考えており、歯の寿命を延ばすには『治療をしない口腔内』を保つ事が最重要だと考えています。 大切なのは治療後なんです！ 今でも治療に対する勉強は継続中で、土日に勉強会に出席している為土曜日に不在なことも多くご迷惑をかけてしまっています。ただ、どれだけ勉強をしていても考えさせられる事は、私たちの治療は”元に戻せない”という事です。 もし10代20代30代だと残りの人生を考えた時に、あと50年60年70年治療した歯を使うことが如何に難しいことかを痛感することばかりです。 ①小児(0歳〜15歳)：この時期が一番重要で、一生の中での歯医者人生を決定する時期になります。 　　　　　　　　　 今の子供達は虫歯は少ないです！ただし、それに比例して多くなっているのが『歯列不正！！』 　　　　　　　　　 虫歯より厄介なんです。。。骨格のズレは大人になっても治せないですし、大きな手術をしても歪みは取　　　　　 　　　　　　　　　 れません。どれだけ多くの方がこれで、歯医者に時間と費用を掛けているのかという程です。 　　　　　　　　　 いつから気にする必要がると思いますか？？ 　　　　　 生まれた時からです。授乳がまず最初に訪れる口腔内の『ズレ』が出来ます！！ ②成人　　　　　　：なぜ虫歯になった？なぜ歯周病になった？なぜ治療をした？私は大丈夫？歯医者の予約は後回し？ 　　　　　　　　　 あまり考えずに歯医者に行ってませんか？予約をキャンセルしていませんか？こういった事を解決せず 　　　　　　　　　 治療だけして終わりにしていませんか？ 　　　　　　　　　 しっかり治療経過も写真を撮り、資料を制作し今後の経過もお伝えして治療を行います。 　　　　　　　　　 今後20年30年使う体の一部の事を予知し、予防して治療計画を一緒に考えていきます。 　　　　　　　　　 ③メンテナンス　　 :歯石、着色が付いたらクリーニング？4ヶ月に1回クリーニング？ 　　　　　　　　　 クリーニングしてどれくらいで汚れが付くと思いますか？ 　　　　　　　　　 『数時間〜1日で菌の繁殖場所であるプラーク形成 　　　　　　　　　 　2〜3日で炎症の兆候(歯茎からの出血) 　　　　　　　　　　 4〜14日で歯石形成開始 　　　　　　　　　　 3週間で歯石成熟』 　　　　　　　　　 4ヶ月に1回メンテナンスに通っていても、３週間しか口腔内は綺麗に保たれていません。 　　　　　　　　　 1年換算だと9週間(2ヶ月と1週間)しか綺麗な状態にないと言えます。残りの10ヶ月は汚れた状態 　　　　　　　　　 なので、これは予防にはなりません。 　　　　　　　　　 よく『3,4ヶ月に1回クリーニングしてたのに、毎回虫歯と言われる』と多くの患者さんがおっしゃい　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 ますが、上記の状態なので、虫歯や歯周病は抑制されません。 　　　　　　　　　 当院では、メンテナンス時に『〜さん、今日も綺麗でクリーニングするところが無いです！』 　　　　　　　　　 を目指しています。 バフェットの言葉の様に、どうやったら人生100年時代にご自身の歯で美味しいご飯を食べられるかを実践しています。 歯医者は治療で行く場所ではない！ これを合言葉に日々診療しています！今ならまだ間に合います！ ✨今日が人生一番若い日です✨